エンゼルランプ




「お嬢、いくらレイちゃんが美しすぎるからって僻まないでもらえるかな?若の婚約者だからってこれ以上口開いたら潰すよ?」



お届け物をした時に門の前で助けてもらったときと一緒だ。


咎めているはずなのに、口調は締まりがなくてそれがより相手に恐怖を与えてるんだと思った。



ルカさんの涼しげな瞳は冷たく静かに怒りを宿していて、やっぱり圧倒的なオーラを醸し出している。



怖さはなくて、ただなんで私のために怒ってくれるんだろうと戸惑いながらも胸が締め付けられた。



「なによ。そんなんで雅人さんをお護りできるの?浮ついてないでちゃんと側近らしく仕事しなさいよ」