エンゼルランプ

˖⊹ 𑁍

本当の彼 sideレイ



その後も暫くずっと熱が引かないまま。


奔放なルカさんに振り回されながらの食事は、長いようであっという間に過ぎた。



「…あれ?お会計は…?」



正直、私のお金じゃ足りるわけないってことは分かっていたけどせめて、なけなしのお金だけでもって思っていたのに。



ルカさんはさらっとお店を出て行くから、つい私もつられて出てきてしまった。



「ん?レイちゃんは気にしなくていいよ」


ルカさんはそう言って優しく微笑んでくれた。


いつの間に、払ってくれたんだろう…


スマートに気を利かせてくれたルカさんになんとなく、しつこく切り出すことはできなくて、ひとまずお礼を言った。



「…ご馳走様です。いろいろと気を遣わせてしまって、すみません…」



なんか、沢山良くしてもらって悪いな…と申し訳なくなっていると、ルカさんはそんな私に気づいてくれて綺麗に微笑んでくれた。



「じゃあ、お礼にまたレイちゃんの時間ちょーだい?」



「…、えっと……は、」


「ルカ!」