経験したことのない初めての気持ちばかりで、なんだか落ち着かなくて。
私は悶々とした気持ちに蓋をして、運ばれてきたデザートを口に含んだ。
「…っ!」
…おいしいっ。
緊張からか、変に体温が上がっているような、のぼせたような体を鎮めるかのように冷たいシャーベットが染み渡る。
つい美味しくて夢中になっていると、ふと、前方からの熱い視線に気がついた。
「…あのっ…?」
いつの間にか、静かに頬杖をついているルカさんは綺麗に口元を緩めて熱心な瞳を注いできていた。
突然の予測不可能なことに、せっかく落ち着いてきた体温が、また一気に上がった気がした。



