エンゼルランプ




俺にとっては誤想したくなるような、十分意味を持つ花だったことに顔に一気に熱が集まるのが分かって、咄嗟に片手で顔を隠しながらも項垂れた。



いい歳した男が、何考えてんだろ。





「…ふふっ。そろそろ貴方も幸せになりなさい」




そう優しくあやめさんが呟いてたことなんて、自分自身に呆れて頭を抱えていた俺には聞こえていなかった。