とはいえ。
いかに俺とシルナが連携しようとも、心を読める相手に、どう立ち回れば良いものか。
いくら作戦を立てても、相手に筒抜けでは意味がない。
「当たりませんよ。そんな攻撃じゃ」
「ぐっ…」
右から打とうが左から打とうが、心の中を見透かされていれば、向こうにしてみれば簡単に避けられる。
何処からどんな攻撃が来るのか、お見通しなのだから。
心の中を見られながら、どう立ち回れば良い。
どうすれば、あいつに気づかれずにダメージを与えることが出来る?
畜生。二人がかりで、向こうは一人だってのに。
何だってこんなに翻弄され、掻き乱されなきゃならないのだ。
すると。
「落ち着いて、羽久。苛立ってちゃ、敵の思う壺」
シルナは、あっけらかんとしてそう言った。
…お前。
「危機感ってものはないのか。俺達、二人共心を覗かれて…」
「うん。だから全部避けられるね。いくら作戦立てても、バレてるんじゃ意味がない」
分かってるじゃないか。
「でも苛立っちゃ駄目。余計煽られるだけ」
「じゃあ、どう…」
「簡単な話。知られたとしても、必ず成功する計画を立てれば良いだけ」
「って、何…?」
シルナは、俺の耳元で素早く何かを呟いた。
反射的に、俺はシルナに言われた通りの魔法を使った。
ここまで、ほんの一瞬の出来事だった。
「…!」
俺の心を読んだナジュは、受け身を取ろうとしたが。
しかし。
「…もう遅いよ」
次の瞬間。
ナジュの身体は、シルナの下に組み臥せられていた。
そして、ナジュの杖をもぎ取り、遠くに投げ捨てた。
…決着は、ついた。
いかに俺とシルナが連携しようとも、心を読める相手に、どう立ち回れば良いものか。
いくら作戦を立てても、相手に筒抜けでは意味がない。
「当たりませんよ。そんな攻撃じゃ」
「ぐっ…」
右から打とうが左から打とうが、心の中を見透かされていれば、向こうにしてみれば簡単に避けられる。
何処からどんな攻撃が来るのか、お見通しなのだから。
心の中を見られながら、どう立ち回れば良い。
どうすれば、あいつに気づかれずにダメージを与えることが出来る?
畜生。二人がかりで、向こうは一人だってのに。
何だってこんなに翻弄され、掻き乱されなきゃならないのだ。
すると。
「落ち着いて、羽久。苛立ってちゃ、敵の思う壺」
シルナは、あっけらかんとしてそう言った。
…お前。
「危機感ってものはないのか。俺達、二人共心を覗かれて…」
「うん。だから全部避けられるね。いくら作戦立てても、バレてるんじゃ意味がない」
分かってるじゃないか。
「でも苛立っちゃ駄目。余計煽られるだけ」
「じゃあ、どう…」
「簡単な話。知られたとしても、必ず成功する計画を立てれば良いだけ」
「って、何…?」
シルナは、俺の耳元で素早く何かを呟いた。
反射的に、俺はシルナに言われた通りの魔法を使った。
ここまで、ほんの一瞬の出来事だった。
「…!」
俺の心を読んだナジュは、受け身を取ろうとしたが。
しかし。
「…もう遅いよ」
次の瞬間。
ナジュの身体は、シルナの下に組み臥せられていた。
そして、ナジュの杖をもぎ取り、遠くに投げ捨てた。
…決着は、ついた。


