…物凄い執念だ。
ここまで用意周到に、イーニシュフェルト魔導学院に潜り込むとは。
学院長の目を誤魔化し続けた訳だ。
これだけ用心されたら、手の施しようがない。
…これが、普通の魔導師だったら、だが。
生憎、僕は普通ではない。
自分でこんな風に言うのは、おこがましくて嫌だけど。
探索魔法についてだけ言えば、ルーデュニア広しと言えど、僕の右に出る者がいるかどうか。
無闇さんと月読さんが、苦労してこれだけの『痕跡』を見つけ出してくれたのだ。
シルナ・エインリー学院長が、僕に期待をかけてくれたのだ。
ならば、僕はそれに応える。
「…あまり気負うな」
僕が、肩に力を入れていることに気づいたのだろう。
無闇さんが、そう声をかけてくれた。
「…大丈夫です」
僕は、そう答えた。
自分に言い聞かせるように。
「必ず、探し出してみせますから」
ルーデュニア聖王国、聖魔騎士団魔導部隊の大隊長の名に懸けて。
ここまで用意周到に、イーニシュフェルト魔導学院に潜り込むとは。
学院長の目を誤魔化し続けた訳だ。
これだけ用心されたら、手の施しようがない。
…これが、普通の魔導師だったら、だが。
生憎、僕は普通ではない。
自分でこんな風に言うのは、おこがましくて嫌だけど。
探索魔法についてだけ言えば、ルーデュニア広しと言えど、僕の右に出る者がいるかどうか。
無闇さんと月読さんが、苦労してこれだけの『痕跡』を見つけ出してくれたのだ。
シルナ・エインリー学院長が、僕に期待をかけてくれたのだ。
ならば、僕はそれに応える。
「…あまり気負うな」
僕が、肩に力を入れていることに気づいたのだろう。
無闇さんが、そう声をかけてくれた。
「…大丈夫です」
僕は、そう答えた。
自分に言い聞かせるように。
「必ず、探し出してみせますから」
ルーデュニア聖王国、聖魔騎士団魔導部隊の大隊長の名に懸けて。


