「そ、そんな…。私の楽しみにしてた避難訓練が…」
教師が避難訓練を楽しみにする、という。
まずその前提がおかしい。
「良いな、引っ込んでろシルナ。分かったな」
「…私の…私の出る幕は…?」
「ない」
「!!」
涙目になるな、気持ち悪い。
「校庭に出てからの反省も、イレースがやってくれることになった」
イレースは、イーニシュフェルトの生徒にとっても、畏れられる存在。
ラミッドフルスにいた頃のときほどではないものの。
シルナに散々甘やかされたイーニシュフェルトの生徒にとっては、イレースは充分厳しい先生である。
そのイレースが避難訓練を監督するとなれば、少しは気が引き締まるだろう。
そう。緊張感は大事だよな。
その為の避難訓練。
故に。
「シルナは引っ込んでろ。何もするな」
「…!そんな殺生な…!」
「うるせぇ」
今回ばかりは、シルナには何もさせないぞ。
こいつが絡んだら、避難訓練が全く意味を為さないものになる。
「ごめんよ、皆…!私は、君達を救ってあげられなかった…!」
悔しそうに何を言ってるんだ、お前は。
とにかくシルナは無視だ、無視。
泣こうが喚こうが、放っとけ。
そんな訳で。
今回の避難訓練は、イレース主導、俺がその補佐として行う。
教師が避難訓練を楽しみにする、という。
まずその前提がおかしい。
「良いな、引っ込んでろシルナ。分かったな」
「…私の…私の出る幕は…?」
「ない」
「!!」
涙目になるな、気持ち悪い。
「校庭に出てからの反省も、イレースがやってくれることになった」
イレースは、イーニシュフェルトの生徒にとっても、畏れられる存在。
ラミッドフルスにいた頃のときほどではないものの。
シルナに散々甘やかされたイーニシュフェルトの生徒にとっては、イレースは充分厳しい先生である。
そのイレースが避難訓練を監督するとなれば、少しは気が引き締まるだろう。
そう。緊張感は大事だよな。
その為の避難訓練。
故に。
「シルナは引っ込んでろ。何もするな」
「…!そんな殺生な…!」
「うるせぇ」
今回ばかりは、シルナには何もさせないぞ。
こいつが絡んだら、避難訓練が全く意味を為さないものになる。
「ごめんよ、皆…!私は、君達を救ってあげられなかった…!」
悔しそうに何を言ってるんだ、お前は。
とにかくシルナは無視だ、無視。
泣こうが喚こうが、放っとけ。
そんな訳で。
今回の避難訓練は、イレース主導、俺がその補佐として行う。


