偽りの世界


「だから・・・
私はずっとそんな麻奈に憧れていた」

「私は・・・」

「麻奈のしたことは許さない。
でも、
麻奈の気持ちは分からなくない。
大事な人をとられたら
悲しいもんね」

私は

今杉山がいなくなったら

多分駄目になるだろう

それと一緒。

だから

麻奈の気持ちは

痛いほど分かる。

「だからね。
やり直したいの。
全部、0から」

「いいの・・・???」

「何が??」

「私なんかで・・・」

私は

迷わず

笑顔で答える



「うん!!!
私は麻奈がいいっ」