偽りの世界



「覚えてる??」

「・・・逆の世界??」

「そう。
私さ、何かいやなことがあると
すぐに見るの」

私は

今まで誰にもいえなかったことを

つい最近喋るようになった人に

話している。

誰にも話さないつもりだったのに。

杉山は

私の話を

ただ

目を瞑って

静かに聴いていた・・・