その日の夜、寝る前にあたしはとっくにベッドに入っていた玲に話しかけた。
「ねえねえ、玲はもう進路とか決めてる?」
あたしたちもそろそろ、本格的に志望校を考えなくちゃいけない。
「さあ?」
漫画から一歳目を離さずに言う。
まあ玲は頭いいから、どこにでもいけちゃうよね。
「でもさ、優兄も真兄も家、出ちゃったら寂しくなるね。」
部屋で玲に漫画を借りに来ていた直君がポツリと言う。
そうだ。
もしも優兄が留学生に合格したら、この家にはりっちゃんと玲と直君とあたし。
これからこうやってみんな少しずつバラバラになっていくのか。
これが大人になるってことなのかな。
「どこにいたって同じでしょ。すぐ帰ってくるよ、なにも変わらない。」
…玲ってたまに、いいこと言うよね。
「玲兄!それ、名言!だよね!」
「うるさい、用事済んだら早く部屋に帰りなよ。」
ちょっと耳が赤くなってるけど、それをいじったら身に危険を感じるから言わないでおこう。
「ねえねえ、玲はもう進路とか決めてる?」
あたしたちもそろそろ、本格的に志望校を考えなくちゃいけない。
「さあ?」
漫画から一歳目を離さずに言う。
まあ玲は頭いいから、どこにでもいけちゃうよね。
「でもさ、優兄も真兄も家、出ちゃったら寂しくなるね。」
部屋で玲に漫画を借りに来ていた直君がポツリと言う。
そうだ。
もしも優兄が留学生に合格したら、この家にはりっちゃんと玲と直君とあたし。
これからこうやってみんな少しずつバラバラになっていくのか。
これが大人になるってことなのかな。
「どこにいたって同じでしょ。すぐ帰ってくるよ、なにも変わらない。」
…玲ってたまに、いいこと言うよね。
「玲兄!それ、名言!だよね!」
「うるさい、用事済んだら早く部屋に帰りなよ。」
ちょっと耳が赤くなってるけど、それをいじったら身に危険を感じるから言わないでおこう。



