「…俺は、別に直君の態度が嫌だとか、生意気だからムカつく、とかそういうんじゃないんだ。」
りっちゃんがポツリと言う。
「俺はさ、お前らが、家族がいたことで何度も救われたんだ。」
初めて聞く、りっちゃんの本音かもしれない。
「本当はたまに、少しだけ思ったこともあった。高校生のとき、周りの奴らはみんなのびのび自由にしてて、なんで俺は家事とか、家のことで追われてんだろうって。」
長男で、なんでもまず家のことをやってくれていたりっちゃん。
あたしたち下の兄弟の面倒を見てくれて、お父さんがいないときは三者面談のことや集金のこと、いろんなことを代わりにやってくれていた。
「…家は父さんが仕事でほとんどいなくて、母さんも亡くなってて。当たり前に親に甘えてる同級生が羨ましいって気持ち、全くないって言ったら嘘になる。」
りっちゃんの話はあたしの耳に響く。
「…でも、くたくたになって帰ってきたとき、誰かぎおかえりって出迎えてくれる、くだらない話で言い合って、おいしいご飯が食べれる。そんな、この家に帰る場所がある俺は、すげえ幸せなんだって。」
りっちゃんがポツリと言う。
「俺はさ、お前らが、家族がいたことで何度も救われたんだ。」
初めて聞く、りっちゃんの本音かもしれない。
「本当はたまに、少しだけ思ったこともあった。高校生のとき、周りの奴らはみんなのびのび自由にしてて、なんで俺は家事とか、家のことで追われてんだろうって。」
長男で、なんでもまず家のことをやってくれていたりっちゃん。
あたしたち下の兄弟の面倒を見てくれて、お父さんがいないときは三者面談のことや集金のこと、いろんなことを代わりにやってくれていた。
「…家は父さんが仕事でほとんどいなくて、母さんも亡くなってて。当たり前に親に甘えてる同級生が羨ましいって気持ち、全くないって言ったら嘘になる。」
りっちゃんの話はあたしの耳に響く。
「…でも、くたくたになって帰ってきたとき、誰かぎおかえりって出迎えてくれる、くだらない話で言い合って、おいしいご飯が食べれる。そんな、この家に帰る場所がある俺は、すげえ幸せなんだって。」



