パニック状態で、頭が回らない。
どうしたらいいの?
「お前らさ、まずは一ノ瀬に謝れば?」
その雰囲気をざっくり切るように声をあげたのは柚之木君。
いつもの明るくてチャラチャラした彼の声色とは違って、低く凄んだような響き。
「一ノ瀬に向かってこれ、投げたやつ、そいつが悪いんじゃないの?」
あたしの足元に転がっていたガムテープでできたボール。
そのボールも赤いペンキで真っ赤に染まっている。
「…ごめん、俺らふざけてて…」
怯えたようにあたしの前に出てきた、野球部の高見君。
「…とりあえず、愛ちゃんは保健室でその格好綺麗にしておいで。綾瀬さん、お願いできる?」
「う、うん!」
あたしははるひちゃんに手を引かれるがまま、教室を出た。
「愛ちゃん、これ使って!ほら、たれちゃう。」
はるひちゃんはハンカチが汚れるのも気にせずあたしのスカートを拭いてくれる。
「ごめんね、あたしどんくさいから…」
どうしたらいいの?
「お前らさ、まずは一ノ瀬に謝れば?」
その雰囲気をざっくり切るように声をあげたのは柚之木君。
いつもの明るくてチャラチャラした彼の声色とは違って、低く凄んだような響き。
「一ノ瀬に向かってこれ、投げたやつ、そいつが悪いんじゃないの?」
あたしの足元に転がっていたガムテープでできたボール。
そのボールも赤いペンキで真っ赤に染まっている。
「…ごめん、俺らふざけてて…」
怯えたようにあたしの前に出てきた、野球部の高見君。
「…とりあえず、愛ちゃんは保健室でその格好綺麗にしておいで。綾瀬さん、お願いできる?」
「う、うん!」
あたしははるひちゃんに手を引かれるがまま、教室を出た。
「愛ちゃん、これ使って!ほら、たれちゃう。」
はるひちゃんはハンカチが汚れるのも気にせずあたしのスカートを拭いてくれる。
「ごめんね、あたしどんくさいから…」



