帰り道、浅丘君は片手で自転車を押している。
「あたし押すよ?」
そう聞いてもいいよ、と笑う。
こうして2人で並んで歩くのなんて久しぶりすぎて何を話したらいいの!?
さっきも2人の時はあったけど、いろいろバタバタしていたから。
「…あのさ、一ノ瀬。」
浅丘君の自転車が止まった。
「は、はい!」
何、この空気!
はっ!!
も、もしや…
「ご、ごめんなさい!あの、あたし、浅丘君にひどいこと言っちゃって…ごめんなさい!」
ちゃんと謝ってなかった。
浅丘君はあたしを思って、あたしの家族を思って、接してくれていたのに。
「ううん、謝らないで。間違ってないから、俺が意気地なしなの。」
浅丘君は笑った。
「昔からそうなんだ、俺。肝心な時、ダメになる。気が弱いんだ。」
意外な一面だな。
だっていつも明るくて、しっかりしてて、みんなから頼られて、そんな彼の姿しか知らなかったから。
「あたし押すよ?」
そう聞いてもいいよ、と笑う。
こうして2人で並んで歩くのなんて久しぶりすぎて何を話したらいいの!?
さっきも2人の時はあったけど、いろいろバタバタしていたから。
「…あのさ、一ノ瀬。」
浅丘君の自転車が止まった。
「は、はい!」
何、この空気!
はっ!!
も、もしや…
「ご、ごめんなさい!あの、あたし、浅丘君にひどいこと言っちゃって…ごめんなさい!」
ちゃんと謝ってなかった。
浅丘君はあたしを思って、あたしの家族を思って、接してくれていたのに。
「ううん、謝らないで。間違ってないから、俺が意気地なしなの。」
浅丘君は笑った。
「昔からそうなんだ、俺。肝心な時、ダメになる。気が弱いんだ。」
意外な一面だな。
だっていつも明るくて、しっかりしてて、みんなから頼られて、そんな彼の姿しか知らなかったから。



