一ノ瀬さん家の家庭事情。®️

で、なんでこうなる!?

あたしは今、懐かしい景色を見ている。

うん、確か一年前も同じ景色を見たよ。

「じゃあ、あとは実行委員の二人、進行よろしく!」

まんまと、まんまと!

やっぱりあたし、呪われてるのかも。

「愛ちゃんと実行委員なんてラッキー!俺って超ついてるよな!」

あたしとは正反対に生き生きしているのは柚之木君。

だったら早く立候補してればよかったのに!

「今年は劇だっけ?なにがいいかなー!」

楽しそうに進行する柚之木君を置いといて、あたしは書記に徹底することに。

はあ…

本当についてない。

まさかだって、40分の2、20分の1の確率だよ?

どんだけクジ運ないのよ、あたし。

「白雪姫!シンデレラ!」

出てくる意見をロボットのように黒板に書いていく。

「よーし、こんくらいかな!じゃあ多数決しまーす!」

はあ…もうどうでもいいや…