──2012年10月7日(Sun)
『新郎新婦の入場です』
司会者の合図と共に、照明が落とされた披露宴会場の一角が明るくなった。純白のウェディングドレスに身を包んだ女性がタキシード姿の男性の隣で微笑んでいる。
「美月ちゃん綺麗……」
入場する主役二人に拍手を贈る葉山沙羅は友人の晴れ姿をうっとりと見つめた。
裾がふわっと広がるプリンセスラインのウェディングドレスには腰の部分に大きなバラのモチーフがついている。まるで薔薇のお姫様のようだ。
今日は友人の木村隼人と浅丘美月の結婚式。
沙羅と同じテーブルには隼人の友人の高園悠真、高園海斗、結城星夜、緒方晴が揃っている。
「ねぇねぇ、あれってUN-SWAYED?」
『すっげぇ……! 本物!』
「みんな背たかーい! KAITOめちゃくちゃスタイルいいよね」
「イケメンしかいない」
「オーラが別格だよね。さすが芸能人。あっ、SEIYAがこっちに手振ってる! カッコいいー!」
『UN-SWAYEDが隼人の高校の友達ってまじだったんだ』
『イケメンの友達はイケメンの法則だからな』
「HARUの左手薬指に指輪あるね。本当に結婚しちゃったんだぁ」
「一緒にいる子、たまにキーボード担当で名前見かけるSARAって子?」
「YUUMAの彼女って噂あるよね」
沙羅達が披露宴会場に到着した時にはざわつく周囲からそんな声も聞こえてきて、沙羅としては突き刺さる視線が痛くもある。
けれど何を噂されてもUN-SWAYEDにはどこ吹く風。堂々とした佇まいの四人は愛想良くファンサービスに応えていた。
『新郎新婦の入場です』
司会者の合図と共に、照明が落とされた披露宴会場の一角が明るくなった。純白のウェディングドレスに身を包んだ女性がタキシード姿の男性の隣で微笑んでいる。
「美月ちゃん綺麗……」
入場する主役二人に拍手を贈る葉山沙羅は友人の晴れ姿をうっとりと見つめた。
裾がふわっと広がるプリンセスラインのウェディングドレスには腰の部分に大きなバラのモチーフがついている。まるで薔薇のお姫様のようだ。
今日は友人の木村隼人と浅丘美月の結婚式。
沙羅と同じテーブルには隼人の友人の高園悠真、高園海斗、結城星夜、緒方晴が揃っている。
「ねぇねぇ、あれってUN-SWAYED?」
『すっげぇ……! 本物!』
「みんな背たかーい! KAITOめちゃくちゃスタイルいいよね」
「イケメンしかいない」
「オーラが別格だよね。さすが芸能人。あっ、SEIYAがこっちに手振ってる! カッコいいー!」
『UN-SWAYEDが隼人の高校の友達ってまじだったんだ』
『イケメンの友達はイケメンの法則だからな』
「HARUの左手薬指に指輪あるね。本当に結婚しちゃったんだぁ」
「一緒にいる子、たまにキーボード担当で名前見かけるSARAって子?」
「YUUMAの彼女って噂あるよね」
沙羅達が披露宴会場に到着した時にはざわつく周囲からそんな声も聞こえてきて、沙羅としては突き刺さる視線が痛くもある。
けれど何を噂されてもUN-SWAYEDにはどこ吹く風。堂々とした佇まいの四人は愛想良くファンサービスに応えていた。

