赤面する沙羅の唇に悠真の唇が重なった。そのままキスを繰り返してベッドに沈んだ沙羅の上に跨がった彼は、にこにこ微笑んでいる。
王子様に見せかけた魔王の笑みに沙羅は嫌な予感がした。
「悠真……? 寝るんだよね?」
『“寝る”には、二通りの意味があるって知ってる?』
「二通り……?」
『何するか俺に言わせたいの? ……沙羅とセックスしたい、って意味』
寝るの文字通りの意味以外の、もうひとつの意味を悠真に耳元で囁かれた沙羅は、陸に打ち上げられたばかりの魚みたいにぱくぱくと口を震わせた。
「明日、朝6時起きでしょ!」
『最低でも5時間眠れば平気。沙羅はゆっくり寝ていていいよ。朝飯は作っておくからね』
首筋を這う彼の舌先の気持ち良さに流されそうになった彼女は、あることを思い出した。
「ま、待って待って! 今日はダメダメダメ!」
『生理はこの前終わったのに? 体調悪い?』
「そうじゃなくて……お腹がね、ケーキ食べちゃったせいでぽっこりしてるの……」
さっき風呂場の鏡で自分の裸を見て愕然とした。
体重で計算したBMIの数値は19。一般的な基準では太ってはいないものの、沙羅の許容範囲の体型を越えている。
王子様に見せかけた魔王の笑みに沙羅は嫌な予感がした。
「悠真……? 寝るんだよね?」
『“寝る”には、二通りの意味があるって知ってる?』
「二通り……?」
『何するか俺に言わせたいの? ……沙羅とセックスしたい、って意味』
寝るの文字通りの意味以外の、もうひとつの意味を悠真に耳元で囁かれた沙羅は、陸に打ち上げられたばかりの魚みたいにぱくぱくと口を震わせた。
「明日、朝6時起きでしょ!」
『最低でも5時間眠れば平気。沙羅はゆっくり寝ていていいよ。朝飯は作っておくからね』
首筋を這う彼の舌先の気持ち良さに流されそうになった彼女は、あることを思い出した。
「ま、待って待って! 今日はダメダメダメ!」
『生理はこの前終わったのに? 体調悪い?』
「そうじゃなくて……お腹がね、ケーキ食べちゃったせいでぽっこりしてるの……」
さっき風呂場の鏡で自分の裸を見て愕然とした。
体重で計算したBMIの数値は19。一般的な基準では太ってはいないものの、沙羅の許容範囲の体型を越えている。

