星夜と悠真の軽口をまあまあとなだめた晴は仕切り直してシャンパンを開けた。沙羅も少しだけグラスに注いでもらう。
『ロゼなら沙羅も飲みやすいだろ?』
「うん。ピンク色が可愛い!」
晴がセレクトしたシャンパンはピンク色のロゼ。ブリュットと呼ばれる、さっぱりとした味わいのシャンパンだった。
『兄貴の招待が隼人と美月ちゃんだよな?』
『隼人と美月ちゃんが明日、2日目に高校の連中と、インディーズ時代に世話になったライブハウスのスタッフを呼んである。野田さんが来てくれるぞ』
『おおー! のっさん来るのか!』
野田さんこと、通称“のっさん”は下北沢のライブハウスに長年勤めているスタッフ。UN-SWAYEDがインディーズ時代、バンド名がLARMEだった頃に交流していた人だ。
野田さんや昔馴染みの人達の名前にはしゃぐ彼らは楽しそうで、話を聞いているだけで沙羅も楽しかった。
『でもさー、のっさんや友達が来てくれるのは嬉しいけど、オヤジーズがライブ観に来るのは気まずくない? 晴も親父来るよな?』
『ああ。2日目に妹と一緒にどっかの席にいる。あえて家族は招待しなかったのに、チケット取りやがって。ライブは保護者参観日じゃないっつーの』
『海斗と悠真も父親参観日じゃん?』
星夜に話を振られると高園兄弟は揃って露骨に嫌な顔を見せた。高園兄弟の父親と言えば、伝説のロックバンドemperorのボーカルのKEIだ。
『ロゼなら沙羅も飲みやすいだろ?』
「うん。ピンク色が可愛い!」
晴がセレクトしたシャンパンはピンク色のロゼ。ブリュットと呼ばれる、さっぱりとした味わいのシャンパンだった。
『兄貴の招待が隼人と美月ちゃんだよな?』
『隼人と美月ちゃんが明日、2日目に高校の連中と、インディーズ時代に世話になったライブハウスのスタッフを呼んである。野田さんが来てくれるぞ』
『おおー! のっさん来るのか!』
野田さんこと、通称“のっさん”は下北沢のライブハウスに長年勤めているスタッフ。UN-SWAYEDがインディーズ時代、バンド名がLARMEだった頃に交流していた人だ。
野田さんや昔馴染みの人達の名前にはしゃぐ彼らは楽しそうで、話を聞いているだけで沙羅も楽しかった。
『でもさー、のっさんや友達が来てくれるのは嬉しいけど、オヤジーズがライブ観に来るのは気まずくない? 晴も親父来るよな?』
『ああ。2日目に妹と一緒にどっかの席にいる。あえて家族は招待しなかったのに、チケット取りやがって。ライブは保護者参観日じゃないっつーの』
『海斗と悠真も父親参観日じゃん?』
星夜に話を振られると高園兄弟は揃って露骨に嫌な顔を見せた。高園兄弟の父親と言えば、伝説のロックバンドemperorのボーカルのKEIだ。

