『帰りの車の中で兄貴から話聞いて苛立ってる時に、星夜の馬鹿のやらかし聞いて、怒りが溜まってるんだよ』
『馬鹿で悪かったな』
『はいはい、ストップ! 星夜もいちいち反応するな。海斗は悠真から何を聞いた? 今日は沙羅も様子が変なんだ。何かあったんだろ?』
海斗と星夜の一触即発な空気を晴が遮り、話の先を促す。
『兄貴、今日社長に呼び出されたんだ。週刊誌に兄貴と沙羅と、晴と花音のデート場面が撮られたらしい』
『俺と花音もって……週刊誌に張り付かれていたのか。全然気付かなかった』
不貞腐れていた星夜も話の内容に顔色を変えた。
『写真は社長が買い取ったから記事にはならないけど、俺達に張り付いていた週刊誌は並木出版から出てる雑誌なんだってさ』
『これで繋がったな。この名刺、沙羅が持ってたんだ』
星夜がしわくちゃになった北山圭織の名刺を海斗に渡した。眉をひそめた海斗と星夜、晴の意思が疎通する。
『並木出版の人間が沙羅のとこに来たってことは……まさかなぁ』
今の時間帯なら花音も仕事を終えて家にいる頃だ。電話をかけるとすぐに繋がった。
『馬鹿で悪かったな』
『はいはい、ストップ! 星夜もいちいち反応するな。海斗は悠真から何を聞いた? 今日は沙羅も様子が変なんだ。何かあったんだろ?』
海斗と星夜の一触即発な空気を晴が遮り、話の先を促す。
『兄貴、今日社長に呼び出されたんだ。週刊誌に兄貴と沙羅と、晴と花音のデート場面が撮られたらしい』
『俺と花音もって……週刊誌に張り付かれていたのか。全然気付かなかった』
不貞腐れていた星夜も話の内容に顔色を変えた。
『写真は社長が買い取ったから記事にはならないけど、俺達に張り付いていた週刊誌は並木出版から出てる雑誌なんだってさ』
『これで繋がったな。この名刺、沙羅が持ってたんだ』
星夜がしわくちゃになった北山圭織の名刺を海斗に渡した。眉をひそめた海斗と星夜、晴の意思が疎通する。
『並木出版の人間が沙羅のとこに来たってことは……まさかなぁ』
今の時間帯なら花音も仕事を終えて家にいる頃だ。電話をかけるとすぐに繋がった。

