悠真が沙羅の部屋に入った数分後。二階の自室に荷物を置いてリビングに戻った海斗はソファーに突っ伏す星夜を指差した。
『コイツなんでこんなにテンション低いの? うるさい奴が静かだと逆に不気味』
『勢い余って沙羅にキスしたんだと』
『はぁ? 馬鹿か。俺だって我慢してるのに……。何やってんだよ』
海斗が投げつけたクッションが星夜の頭に命中する。舌打ちした星夜は海斗にクッションを投げ返した。
『どうせ馬鹿ですよー。絶対、悠真に始末される……暗殺される……』
『知るか。暗殺されてろ』
再び海斗が飛ばしたクッションを星夜が受け止め、やけくそに投げ返してきた。無言の二人の間を行き来する正方形のクッションは何往復も宙を舞い、やがて晴の足元に転がった。
『おーい、クッションはボールじゃねぇ。海斗もご機嫌斜めだなー。どうした?』
二人の怒りのオモチャにされたクッションは可哀想に四隅がへこんでいる。晴に形を整えられて隣に置いてもらったクッションは、ようやく安息の場所を見つけた。
『コイツなんでこんなにテンション低いの? うるさい奴が静かだと逆に不気味』
『勢い余って沙羅にキスしたんだと』
『はぁ? 馬鹿か。俺だって我慢してるのに……。何やってんだよ』
海斗が投げつけたクッションが星夜の頭に命中する。舌打ちした星夜は海斗にクッションを投げ返した。
『どうせ馬鹿ですよー。絶対、悠真に始末される……暗殺される……』
『知るか。暗殺されてろ』
再び海斗が飛ばしたクッションを星夜が受け止め、やけくそに投げ返してきた。無言の二人の間を行き来する正方形のクッションは何往復も宙を舞い、やがて晴の足元に転がった。
『おーい、クッションはボールじゃねぇ。海斗もご機嫌斜めだなー。どうした?』
二人の怒りのオモチャにされたクッションは可哀想に四隅がへこんでいる。晴に形を整えられて隣に置いてもらったクッションは、ようやく安息の場所を見つけた。

