マンションの地下駐車場の車に乗り込んですぐに、悠真に肩を抱き寄せられてキスをした。
『やっと二人きりになれた。海斗と星夜の邪魔が入ってゆっくりキスもできない』
唇をついばむキスから少しずつ深く繋がるキスに変わっていく。沙羅は最近やっとキスの合間の呼吸が上手くできるようになったとは言え、絶妙なさじ加減で舌と唇を使いこなす悠真のキスには息を乱される。
「これ以上はリップ取れちゃう……」
『ごめんね。ここでつけ直せばいいよ。もう少し沙羅を補給させて』
そんな綺麗な顔で優しい声で、妖艶な空気を纏ってお願いされると断れない。穏やかな微笑が似合う悠真の、ここぞと言う時に雄のフェロモンを溢れさせる技は女を虜にする。
海斗の言う通り沙羅の家は野獣だらけだ。それも無駄に顔のいい野獣が三匹。
悠真が彼氏になった今でも海斗と星夜のアプローチは変わらない。二人に翻弄されてときめいて、極めつけは美形の彼氏からの熱烈なキス。
(こちらは朝からイケメン補給してお腹いっぱいだよ。……でも悠真とのキス気持ちいい……。もっと……したい……)
沙羅の心の熱を感じ取ったように悠真の手が彼女の太ももに触れた。出掛ける前に海斗の視線が注がれていた沙羅の肌の上を悠真の手が行き来している。
『危ない危ない。ここからはまだ、ね。とにかく出発だ』
車内が怪しげな雰囲気になる寸前で悠真が沙羅から離れた。太ももに触れられている間、惚《ほう》けた表情をしていた沙羅も我に返った。
(もう、バカ! 私は何を考えてるのよ。今すぐエッチなことしてもいいなんて思っちゃって……あー! バカバカ!)
少なくとも午前9時に考える内容ではない。どんなに隣にいる彼氏がかっこよくても、どんなに初デートに浮かれていても、午前9時の時点で悠真に抱かれる妄想をしてしまった己を、彼女は恥じた。
『やっと二人きりになれた。海斗と星夜の邪魔が入ってゆっくりキスもできない』
唇をついばむキスから少しずつ深く繋がるキスに変わっていく。沙羅は最近やっとキスの合間の呼吸が上手くできるようになったとは言え、絶妙なさじ加減で舌と唇を使いこなす悠真のキスには息を乱される。
「これ以上はリップ取れちゃう……」
『ごめんね。ここでつけ直せばいいよ。もう少し沙羅を補給させて』
そんな綺麗な顔で優しい声で、妖艶な空気を纏ってお願いされると断れない。穏やかな微笑が似合う悠真の、ここぞと言う時に雄のフェロモンを溢れさせる技は女を虜にする。
海斗の言う通り沙羅の家は野獣だらけだ。それも無駄に顔のいい野獣が三匹。
悠真が彼氏になった今でも海斗と星夜のアプローチは変わらない。二人に翻弄されてときめいて、極めつけは美形の彼氏からの熱烈なキス。
(こちらは朝からイケメン補給してお腹いっぱいだよ。……でも悠真とのキス気持ちいい……。もっと……したい……)
沙羅の心の熱を感じ取ったように悠真の手が彼女の太ももに触れた。出掛ける前に海斗の視線が注がれていた沙羅の肌の上を悠真の手が行き来している。
『危ない危ない。ここからはまだ、ね。とにかく出発だ』
車内が怪しげな雰囲気になる寸前で悠真が沙羅から離れた。太ももに触れられている間、惚《ほう》けた表情をしていた沙羅も我に返った。
(もう、バカ! 私は何を考えてるのよ。今すぐエッチなことしてもいいなんて思っちゃって……あー! バカバカ!)
少なくとも午前9時に考える内容ではない。どんなに隣にいる彼氏がかっこよくても、どんなに初デートに浮かれていても、午前9時の時点で悠真に抱かれる妄想をしてしまった己を、彼女は恥じた。

