『兄貴と話した?』
「まだこれから……。その前に海斗にちゃんと言いたかったの。私、悠真が好き……」
『知ってた。昨日の沙羅の様子でバレバレ』
海斗の大きな手でぐしゃぐしゃと頭を撫でられて泣きたくなった。乱暴なのに優しい手つきは泡沫の夜と同じ。
『あーあ。しばらく失恋の歌詞しか書けないかも』
「……ごめんね」
『嘘。俺はラブソングは沙羅宛にしか書かない。UN-SWAYEDは元々ラブソングは作らねぇし、どうしても作れって言われたら沙羅と兄貴や晴と花音でもネタにして作るよ』
海斗に甘えてはいけないと思っていても、肩を抱き寄せられて彼のぬくもりを感じてしまうと心が甘く騒ぎ出す。
この腕の中で熱情に溺れた一夜は忘れられない。
「これからも海斗と仲良くしたい。お菓子買いに一緒にコンビニ行ったり……」
『当然だろ。夜のコンビニなんて危なくてひとりで行かせられねぇよ』
「また……ピアノ連弾したり、漫画も貸して欲しい……」
溢れる涙を止める術が見つからない。困った顔の海斗が滲んだ視界に映っていた。
「まだこれから……。その前に海斗にちゃんと言いたかったの。私、悠真が好き……」
『知ってた。昨日の沙羅の様子でバレバレ』
海斗の大きな手でぐしゃぐしゃと頭を撫でられて泣きたくなった。乱暴なのに優しい手つきは泡沫の夜と同じ。
『あーあ。しばらく失恋の歌詞しか書けないかも』
「……ごめんね」
『嘘。俺はラブソングは沙羅宛にしか書かない。UN-SWAYEDは元々ラブソングは作らねぇし、どうしても作れって言われたら沙羅と兄貴や晴と花音でもネタにして作るよ』
海斗に甘えてはいけないと思っていても、肩を抱き寄せられて彼のぬくもりを感じてしまうと心が甘く騒ぎ出す。
この腕の中で熱情に溺れた一夜は忘れられない。
「これからも海斗と仲良くしたい。お菓子買いに一緒にコンビニ行ったり……」
『当然だろ。夜のコンビニなんて危なくてひとりで行かせられねぇよ』
「また……ピアノ連弾したり、漫画も貸して欲しい……」
溢れる涙を止める術が見つからない。困った顔の海斗が滲んだ視界に映っていた。

