受付のコンシェルジュを通さずに部屋番号で呼び出されていた。テレビモニターに映る人物を見て沙羅は驚愕する。
{沙羅ぁー!}
「……織江っ? なんで……」
訪問者は中学からの旧知の仲の三谷織江だった。
{10分くらい前にメール送ったんだけど見なかった?}
「ごめん、部屋に携帯置いたままでメール見てない……」
{渋谷でアンサンブルの集まりがあったんだ。今その帰り。沙羅の家しばらく行ってなかったし寄ってみたの。ねぇ、中入れてー}
「……ちょ、ちょっと待ってて! 部屋がすっごい散らかってるの! すぐ片付けるから……5分で終わらせる!」
インターフォンの接続を遮断した沙羅はリビングをざっと見回した。この部屋は男物で溢れている。
ソファーに置きっぱなしの海斗のパーカー、棚の上の星夜の香水、悠真の腕時計、晴のネックレスとピアス……男物だらけだ。
それらを全部掻き集めて、とりあえず織江がこの家で絶対に入らないであろう父親の部屋に放り込んだ。
「あっ! 玄関……! 靴、クツ、くつー!」
玄関に並ぶ四人の靴も大急ぎで靴箱にしまい、目についたUN-SWAYEDの仕事に関わる物も一切合切隠した。
(これでなんとか……大丈夫? よね?)
{沙羅ぁー!}
「……織江っ? なんで……」
訪問者は中学からの旧知の仲の三谷織江だった。
{10分くらい前にメール送ったんだけど見なかった?}
「ごめん、部屋に携帯置いたままでメール見てない……」
{渋谷でアンサンブルの集まりがあったんだ。今その帰り。沙羅の家しばらく行ってなかったし寄ってみたの。ねぇ、中入れてー}
「……ちょ、ちょっと待ってて! 部屋がすっごい散らかってるの! すぐ片付けるから……5分で終わらせる!」
インターフォンの接続を遮断した沙羅はリビングをざっと見回した。この部屋は男物で溢れている。
ソファーに置きっぱなしの海斗のパーカー、棚の上の星夜の香水、悠真の腕時計、晴のネックレスとピアス……男物だらけだ。
それらを全部掻き集めて、とりあえず織江がこの家で絶対に入らないであろう父親の部屋に放り込んだ。
「あっ! 玄関……! 靴、クツ、くつー!」
玄関に並ぶ四人の靴も大急ぎで靴箱にしまい、目についたUN-SWAYEDの仕事に関わる物も一切合切隠した。
(これでなんとか……大丈夫? よね?)

