青山通り沿いの表参道駅の出口の前で海斗と星夜が待っていた。
キャップを被る海斗とサングラスをかけた星夜は洒落た表参道の街でもよく目立つ。駅の出口に入る人も駅から出てきた人も男女関係なく二人に目を奪われていた。
歩いてきた沙羅と花音に気付いた星夜が手を振っている。沙羅達の浴衣姿に星夜は笑顔を浮かべた。
『二人とも可愛いねぇ! 可愛い女の子の浴衣は可愛さ増し増し』
「どうもですー。でもなんでエスコート役が星夜と海斗なのよぉ。晴は?」
待ち合わせ場所に晴の姿がなくて花音は不満げだ。
『晴と悠真は急遽仕事が入って現地集合』
「リーダーとサブリーダーは忙しくしてるのに末っ子の星夜は暇人なのねぇ」
『なぁー、花音はいつもいつも俺の扱いが雑だぞ。晴や悠真には甘いのに俺にだけ冷たくない?』
「あんたに靡《なび》く女ばかりじゃないのー」
『そこのうるさい二人。さっさとホーム行くぞ』
星夜と花音の軽口に付き合いきれない海斗は控えめに佇む沙羅の手を握った。
『下駄で歩くの慣れないんだろ。転ばないか見ててひやひやする』
「ありがと……」
海斗に手を引かれて沙羅は表参道駅の出口から駅構内に繋がる階段を危なっかしい足取りで降りていく。
キャップを被る海斗とサングラスをかけた星夜は洒落た表参道の街でもよく目立つ。駅の出口に入る人も駅から出てきた人も男女関係なく二人に目を奪われていた。
歩いてきた沙羅と花音に気付いた星夜が手を振っている。沙羅達の浴衣姿に星夜は笑顔を浮かべた。
『二人とも可愛いねぇ! 可愛い女の子の浴衣は可愛さ増し増し』
「どうもですー。でもなんでエスコート役が星夜と海斗なのよぉ。晴は?」
待ち合わせ場所に晴の姿がなくて花音は不満げだ。
『晴と悠真は急遽仕事が入って現地集合』
「リーダーとサブリーダーは忙しくしてるのに末っ子の星夜は暇人なのねぇ」
『なぁー、花音はいつもいつも俺の扱いが雑だぞ。晴や悠真には甘いのに俺にだけ冷たくない?』
「あんたに靡《なび》く女ばかりじゃないのー」
『そこのうるさい二人。さっさとホーム行くぞ』
星夜と花音の軽口に付き合いきれない海斗は控えめに佇む沙羅の手を握った。
『下駄で歩くの慣れないんだろ。転ばないか見ててひやひやする』
「ありがと……」
海斗に手を引かれて沙羅は表参道駅の出口から駅構内に繋がる階段を危なっかしい足取りで降りていく。

