こんなアイドルでもいいですか?



ーーー



はぁはぁ、着いた。


こう見ると大きくて立派なビル………どこから入るんだろう?

正面からだと追い出されちゃいますよね??!


どうしようかな…


『どうしたの、こんなところで、なにか困り事?』

「そうです!って、withの宙様!!」

『しーっ大きいよ!』
「すみません、つい!あの、answersに会いたくて…」

『お!ファンの子ね、ごめんね、ここからは入りにくいと思うけど、なにか伝えとこうか?』

「いえ、直接伝えたかったので、また出直します!ありがとうございます!!宙様にも出会えてびっくりです!あ、でもはるとっちが1番なのでごめんなさい!!」


そう言って、恥ずかしさのあまり走って後にするも思いついて、また呼び止める。

「やっぱり待ってください!こ、これを渡してください!信じますから!宙様のことを!!では、」


そして、全力で走る私は知らなかった。

その後ろ姿を見て、

『なにあの子、面白いこだな、はるとっちか…』


そう言っていたことも知らずに。

結局会えなくて学校に戻ったのだった。