「濁されたんだけど。でも否定しなかったから、そうかなって。中学の時から一緒なら……やっぱりって思った。球技大会の時は琉衣ちゃんは小鳥遊くんと付きあうことはないって言ってたけど、今はどう?」
もじもじしながらも、咲ちゃんはわたしを見据えて尋ねてきた。
何か答えなくては、そう思い口を動かすも言葉が出てこないでいれば咲ちゃんが一歩わたしの方へと歩み寄ってくる。
「……私、クラスでは地味な方でしょ?友達も少ないから、あまり相手にされないし。でも、琉衣ちゃんは声をかけてくれたり私からかければちゃんと話してくれて……」
私の中では、クラスで話しやすいお友達なの──と咲ちゃんは言う。
確かに見た目からして控えめで大人しい子だから、隅にいることが多い。
周りから声をかけられてるところは、ほとんど見ないに等しい。
そう考えてみると、不思議と咲ちゃんはわたしと話すことが少なからずある。
「私が勝手に友達って思ってたらごめんね」
「そんなことないよっ、わたしも思ってるから」
「なら、良かった。……それでね、今もまだ私は小鳥遊くんのこと好きだけど、小鳥遊くんはきっと琉衣ちゃんが好きで。もし、琉衣ちゃんがその気あるなら……応援したいなって」
「お、応援?なんで、わたしを?」



