御曹司たちの溺愛レベル上昇中





──その日の夜、寝付けないのがもう当たり前のようになって、下に降りてソファで一息つくのが日課になっているわたしは今もそうしていた。


明日は学校が休み、となれば尚更夜更かししてしまう癖もついている。


……寝なきゃ、とは思うもののってやつだ。

ひとりの時間、暗いからこのタイミングが落ち着くのかもしれない。

何をしていても三人のことが頭でぐるぐると回るから、夜の静けさがやけに落ち着くんだろう。


「……そろそろ、返事しないといけない気もするし」


いつまでも保留なんて失礼だから。
いくら同じ家でいつでも言えるとしても。
伝えてくれた手前。


いつでもいいって言われても、半年以上、接してきたんだから時間下さいって先延ばしにし続けるのも悪い。
かと言って、どうしたら……。

幸せな悩みなんだろうけど、どうしたらいいのか分からなくて、少しばかり苦しくなってくる。

暗闇でひとり眉間にしわを寄せていると、不意に何かを肩にかけられた。