御曹司たちの溺愛レベル上昇中



「無理ですよそんなの。僕はそんな努力したくないですし。それくらい悩み考えてくれてるってことならいいじゃないですか」


わたしのメロンパン好きを知っている三人。
皆の積極性がすぎるあまり色々と考えすぎて……頭もお腹もいっぱいで入っていっていないのは確かだけど。


「い、一大事って公表することじゃないでしょ!?」


恥ずかしいなもう……。


「一大事だよ、食べれないと琉衣ちゃんの元気がなくなる。だから今日ばかりは俺が──」

「仕方ない。今日はデリバリーにしましょうか颯くん」

「おう、それがいいな」


本当、雪さんに料理させる気ないなぁ……。


「ほらほら、琉衣さんも好きなものなんでも言ってください。そしたら食欲わくかもしれませんよ」

「うん。でも、いいの?」


ソファに座りスマホを手に調べ出す二人と床でしょんぼりする雪さん。
そんな中、主にわたしの問いは響くんへ。

手料理の話をしてくれたことを思い出すと、デリバリーは……とふと思って。