御曹司たちの溺愛レベル上昇中



なんて思いながら、リビング前の扉……

あ、共有ルームか。に、着いた。



「……緊張してきた……。挨拶、挨拶」



最初の印象大事。

三人と仲良くやっていけるように!

深呼吸を何度か繰り返して、


「よしっ」



わたしは扉を開けた──





のだけど……




「……え?」


「は……?」



わたしは肩から鞄を、そして同時に……



「なっ、なんでお前がここに!?」



ソファに座っていた


小鳥遊くんが、マフィンを落とした。