ポリスに恋した

そこには人が倒れていて、その人を2人の男が囲んでいる。

少しずつ後ろへ下がり、もう少しで出口だと思った瞬間ー。

ージャリ

「誰だ!?」

一目散に逃げる。

今日のために買ったビーチサンダルが、こんなことで仇になるなんて思わなかった。

玲於くん、どこ!?

ーグイッ

「…!」

「見つけたぜ、お嬢さん」

「見たよね?俺たちが人を殺してたとこ」