ポリスに恋した

いよいよ勝負の時だ。

次の作戦は、水着で色仕掛け。

更衣室で着替えて、備え付けの鏡で姿を確認する。

「やっぱり攻めすぎかな…」

でも、ここまで来たんだ。

今更引き下がるわけにもいかない!

意を決して、玲於くんの元へ歩みを進める。

「お、おまたせ!どうかな?」

なぜか返事がない。

玲於くん、心なしか固まっているような…。

「玲於くん?」

「…ダメだろ」

「え?」