ポリスに恋した

…ほんとに?

でも、似合っているならこれでもいいかな?

朱莉の一押しもあって、私はこれにすることにする。

無事に購入し、土曜日へと期待を膨らませる。

と、その時ー。

見知った姿をみかけ、声を掛けようとしたけど…。

「玲於、これはどう?」

「おお、カッコイイなそれ。いいんじゃない?」

橙子さんと一緒に買い物をしている、玲於くんの姿を見つけてしまった。

「れ、玲於、くん?」