ポリスに恋した

あれから数日経って。

玲於くんも無事に退院し、私の部屋に来ている。

「仕事に復帰するのは、もう少し先なんだよね?」

「うん、そうなんだよ...。でも、また桜とこうして話せるなんてほんと良かった」

「それは私のセリフだよ?玲於くんがいなくなるかと思って、ほんとに怖かったんだからね...」

「ほんと面目ない...。もっと体を鍛えなきゃな」

「もう!もっと自分を大事にしてよね?私の大切な人なんだから...」

「うん...」

途端に静かになる部屋に、体温が急上昇する。

私、今普通に恥ずかしいこと言った...。

いや、でも本心だもん。