本当は、玲於くんが私のこと忘れてしまうなんて絶対嫌なのに虚勢を張って。 それでも、失いたくなかったからー。 あの、誰よりも優しい警察官を。 そうだ、私にできることをしなきゃ。 たとえ一生思い出して貰えなくても、それでも、玲於くんの幸せを願いたい。