そう言って彼は持っていたグラスの液体を流し込んで、そのままあたしに顔を近づけた。 頭と枕の間に腕が入り込んで、顔が少し浮いたら勝手に口が開いて彼から液体を受け入れる。ツンと強いアルコールが匂いと共に喉の奥まで流れていく。 たぶん結構、度数強い。 すぐにふわふわと視界と脳内が白くなっていって、思考が正常じゃなくなっていく。 こんな時、なにを言っているか自分でもわからない。けど、だからこそ、なにを言っても許されると甘ったれている自分もいる。