……酒、怖。怖すぎる。そんなプライベートすぎることをペラペラ喋っているくせに記憶がないとか恐ろしすぎるよ。もう一生飲むもんか。 ……いや、飲むけど。もはや今飲みたい。アルコールを迎えて今のこの状況への逃避がしたい。 ……ああ、少し記憶が戻った気がする。 初手でかわいこぶる必要がないと思い出して『カシオ……生で』と言ったんだった。それが終わりの始まりだ。ドンマイ。 「ま、でもキスは昔もしたし、いいかなって」 「昔も無許可だったよね」 「許可ありでしたこと、あるの?」