甘さなんかいらない




ニヤリと口角を上げたまんまる猫目くん。



理由なんて全然見当もつかない。こういうの嫌いそうな瑛くんを出場させるに至った理由なんて。


とんでもなく大きな理由なんだと思う。




「えー……可愛い子とキスしたかった、とか」


「ちげーよ。それならゆずに止めに来てなんて頼んでない。そもそも知らなかった。ミスの子には申し訳なかったけど、ゆずしか見えてなかったし」