極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜



キッズケータイで時刻を確認すると【23:06】と表示されていて…長時間放置されていることに不満を覚える。



──…こんな時間まで何シてるの?



考えたくはないが…許嫁ということは身体の関係なんて当たり前のように行われているのだろうか?



優しい眼差しで許嫁を見つめて、色っぽい声で名前を呼んで─…切なげに顔を歪めて、自身の尊い身体を触らせたり…シてるの?



「……いやだっ、」


考えただけで涙が出てくる。私にも…同じように触れて欲しいっ。いや、許嫁よりもっともっといっぱい─…



「……寝たのか?」


布団を頭から被って一人妄想して悶えていた所に、大好きな人の声が聞こえてきて勢いよく布団から飛び出した。



「うぅ〜…、仁睦さんんんっ、」


妄想した際にうっかり流れた涙を利用して…


うわ〜ん、っと大袈裟に泣いて見せれば…私のすぐそばに腰を下ろし、そっと髪を撫でてくれる推し。



「遅くなって悪かった、もう泣くな」



なんて優しく声を掛けられると、余計に涙腺が崩壊する。っと同時に”甘えたい”という感情が芽生え始め─…