極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜



「………女の人と、一緒だったの?」


生クリームをバクバク頬張りながら、”気にしてないですよ”という素振りを精一杯見せながら尋ねてみた。



「…あぁ、昼からずっと一緒だったな」


隠すことなく打ち明けたところを見ると…彼が私を恋愛対象として見てくれる日は未来永劫無さそうな気がしてくる。



「ふ〜ん…そーなんだ」



彼女の一人や二人…居るだろうね。だって仁睦さんはカッコイイし、地位だってある人だ。



「それがどうした、お前には関係ない話だ」


「……私との時間は全然作ってくれないのに、私が大学に行ってる間に密会するなんて…不誠実だと思う」


「………は?」


「私が仁睦さんのこと好きだって知ってるくせにっ!推しなら推しらしくっ…女の影はオタクには見せないように慎んで行動してください」



ストローに口をつけて残りのココアを一気に吸い上げて飲み込めば…胸焼けするほどの甘さに気分が悪くなった。