極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜



「…で?いつまでそうしてるつもりだ?五秒以内に離れねぇと力尽くで剥がすぞ、コラ」


「力尽くで剥がすって…どんな感じ?実践してもらっても大丈夫ですよ?」



会話にならないと判断したのか、舌打ちで返されたあと言葉の通り力尽くで身体を離されてしまった。



「……座れ」



私が寝かされていた布団は既に回収されていて何も無い畳の上に大人しく正座をして座った。


仁睦さんは私と向かい合うように座ると、近くに置いてあった段ボールを私に差し出す。



「これだけしか、回収出来なかった。」


回収?なんのことかと思いながら、開けてみろと目で訴えてくるので膝立ちをして段ボールの中を覗き込んだ



「……あ…私の、、荷物?」



おそらく、火災現場である私の部屋から持ち出されたと思われる私の私物。少し焦げ付いたものなどもあるが、どれも見覚えのあるものばかりだった。



やっぱり…意識を無くす直前に見たのは、仁睦さんで間違いなかったみたいだ。