「あの…新次郎、助けてくれてありがと、、」
「礼を言うのは、まだ早いんじゃねぇの?今回のことでおそらく若頭と許嫁の結婚の話は破談になるだろうね。そーなればお前、大好きな推しを独り占め出来る訳だが…あの屋敷に居るうちは無理だろうな。」
「……それはっ、」
「安心しろ、そのうち俺がお前の大好きな若頭サマをあの屋敷から追放してやるから」
「つ、追放って…なに?!どーするの、喧嘩?!」
「さぁな?それはお前が知るようなことじゃない。まぁでも俺が絶対に、お前をあの息苦しい屋敷から出してやるからさ…もう少しだけ待ってろ」
少し切なげな表情を浮かべながら、私の頬を撫でていた新次郎は…一度目を閉じると、今度はいつもと同じ意地悪な笑みを浮かべて─…
「てかさ、悪いと思ってんなら…一回お前のその自慢のFカップ…触らせてくれる?」
なんてふざけたことを言い出したので、べーっと舌を出して新次郎を睨みつけてやれば…いつもみたいに不機嫌そうにわーわー文句を言い出したので…普段と変わらない彼の姿にようやく安心することが出来た。



