極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜



すると仁睦さんは、私の髪に指を通し…後頭部に手を回すと─…そのまま優しく抱き締めてくれた。



「不安に思うことがあるなら言えばいい。それは裏切りとは言わない─…相談だ」


「……えっ、」


「その男のことで、なにか気になることがあるなら俺に”相談”すればいい。相談をうけた俺はお前に的確なアドバイスをしてやる…それだけのことだ」



──相談、?



「─…で?その男に何を言われた?」



これはまた、誘導尋問…?いや、違う。これはただの相談ごと。世間話、、友達の…愚痴。



「裏…ルートで、私と仁睦さんの写真が出回ってるって言われた」


「……で?」


「あのカードには他に知られちゃマズい情報がたくさん入ってるって」


「それから…?」


「だからっ…私の家に火をつけたって。家にあのカードがあるなら、家ごと焼いちゃえば証拠を隠滅できるからっ─…」



「他には?」と尋ねる仁睦さんに首を左右に振ってそれ以上のことは何も無いと伝えた。