極道の推し活、始めました。〜クールな若頭は童顔女子大生を寵愛して離さない〜



「……泣くな」


ポン…っと、頭の上に置かれた仁睦さんの手。不意打ちの頭ポンポンは人を殺すことが出来るらしい。現に今私の心拍数はドえらいことになっている。



「泣いても─…これは外す」



なんて、残酷な言葉が聞こえてきて…舞い上がった気持ちが再びどん底に落とされていく。


──グッバイ、チューショット。



「代わりに、時間がある時は一緒に飯を食ってやる。それでいいだろ?」



…え、いま…なんて言った?



「んだよ、不満なら取り消すっ、」


「いいのっ?!本当に…?!一緒にご飯食べてくれるって…本当?!!絶対?嘘じゃない?」


「…俺は嘘はつかない」



仁睦さんと一緒にご飯が食べられる。なんてそんな夢のような出来事が今世、生きているウチに経験できるとはっ!!!



「…宜しくお願いいたしますっ!!」


顔を覆っていた手を外し、そのまま目の前の推しの胸の中に飛び込んでギュッと抱きついた



「……嘘つきはお前の方だろーが。嘘泣きするなんて、いい度胸してんな?」



っとか何とか言いながら私の髪を撫でてくれる仁睦さん。これはもう自惚れても良い奴では?ぜったい両思いだ!私たち、両思いだよね?