それは、全身に冷や水をぶっかけられるような感覚で、地面に立っている感覚すら失わせた。 「じゃあ、俺らのふりもここまでにしようか」 立ちあがって振り向いた涼くんは、たしかな口調でそう言った。 恭くんの言葉は少し考えたらわかったのに、涼くんがどうしてその結論に至ったのかは、いくら考えてもわからなかった。