『きょ…今日塾のテストがあって、それ上手くいかなかったらお母さんに怒られるだろうなぁ…って、』
「うん、嘘でしょ?分かるよ…仁菜がドモってる時って焦ってる時が多いから。分かるよ?」
……秒でバレたああああっ!!
「本当は?なに、考えてたの?」
グッと顔を近づけてくる遊佐くんに耐えかねた私はっ─…
『遊佐くんのことっ、考えてました!!!』
あながち嘘では無いので、スラッと言葉が出てきたものの…中々恥ずかしいことを声を大にして言ってしまった
「あぁ…なるほどね。もしかして昨日のこと、思い出してたとか?」
──…昨日のこと、とは?
っま、まさか、、
「うわの空になるほど良かった?俺とのキス」
うぎゃぁぁぁぁあ、もうやめてぇっ!!



