「……蓮水さん?」
昼休み、いつものように遊佐くんとご飯を食べていると…彼が急に顔を覗き込んできたので、突然現れた綺麗なお顔を見て驚いた私は…壮大にむせ返った。
ゴホゴホ…っと、咳をする私を見て笑っている遊佐くん。……ドSですか?
「驚かせてごめん、でも蓮水さんが俺の事ずっと無視するから…」
『っえ…?!む、無視なんてそんなっ、』
「さっきから何回も呼んでるのに…」
シュン…っと悲しげな顔を見せる遊佐くんに、慌てて頭を下げて謝罪する
『ご、ごめんっ!!ちょっと考え事してて、』
「考え事…って、何?」
『…え?そ、それは遊佐くんでも言えない』
「なんで?俺の事好きなんでしょ?だったら教えてよ」
──…なぜ?!!なぜそーなるっ?!
「蓮水さんの考えてること、知りたい」
って…だからその距離感の詰め方はもう彼氏なんよっ!遊佐くん?!!それ分かってやってる?!



