『ねぇ…こうしない?私、今からこのバニララテを3秒で飲み干してみせるっ!見事、成功したらもう二度と遊佐くんは怖い夢を見ないっ!』
「…は?っえ、なにそれっ、」
『はい。よーい…スタートっ!!』
フゥーっと、息を吐いてから─…残っていたバニララテを一気に吸引する。いーち、にーっ、
『んぐっ、、、ゴホッ』
3秒数えた瞬間、飲み込んだハズのバニララテが何故か逆流してきて…盛大に吹き出してしまった。─…鼻から牛乳、なんてそんな可愛いものじゃない。
───終わった。
手で口と鼻を覆ったものの…きっと指の隙間からバニララテがはみ出して、超絶ブサイクな面を遊佐くんに晒しているだろう。
し、死にたいっ!調子乗ってバカなことするんじゃなかったっ!!!
遊佐くんに背を向けて、カバンの中からタオルを取り出して…咳き込みながら顔面についているバニララテを処理する
引かれただろうなぁ…ドン引きだよな、こんな女…一緒に居て恥ずかしいよね。…帰ろう。
『……あの、遊佐くん。ごめん、汚れちゃったし今日はこれで失礼っ、』
「───ありがとう、仁菜」
……え?
聞き間違いかと…振り返って確認しようとした時、後ろからギュッと抱き締められた



