「蓮水…って、遊佐。お前"蓮水コレクター"なの?遂に同じ名前の女まで連れるようになるとはね。重症だな」
「まぁ…俺、蓮水さんのこと大好きなんで。身の回りを全部"蓮水さん"で固められるならそんな幸せはないですよね」
「あー…狂ってんな、相変わらず。」
篠宮さんが頭を抱えたところで、先程のユウさんがお冷を持って現れた。
「残念でしたぁ、今日はその"蓮水さん"はお休みでーす」
彼女のその言葉を聞いてホッと胸をなでおろした私と、「マジか…」っと残念そうに俯く遊佐くん
「あー…じゃあ抹茶ラテとバニララテ。テイクアウトで」
遊佐くんはそう言ってユウさんに自身のスマホを手渡すと、「電子マネーで適当に払っといて」なんて…スマートに会計を済ませてくれた
令和でのデート代はスマート決済で簡単に済まされるらしい。……いい時代だな。これはあとでお金を送金すれば良い奴ですかね?
《《<-》》
「そーいや…この間、麻斗とモメたって?」
ユウさんが裏に戻っていってすぐ、篠宮さんが遊佐くんに問いかけた
「別に、向こうが勝手に突っかかってきただけで…喧嘩した訳じゃないっすよ」
「だろうね、お前が手を出すとは思えねぇし。あのバカは何がしたいんだ?…俺の言うことなんて全く聞かねぇし、もう長く会ってないが」
「従兄弟なのに…全然似てませんね。」
「まぁ…俺はあそこまでバカじゃねぇってだけ。あんなんでも一応あれは身内だから…」
麻斗って…この前須藤さんに絡まれている私を助けてくれた藍ちゃんの彼氏さん…だよね?
じゃあこの篠宮さんは、あの彼氏さんの従兄弟ってことかな?それにしては…タイプが真逆すぎる!この人、凄い落ち着いて見えるし…なんだかとても大人っぽい、、



