そして遂に、カフェの中へと足を踏み入れた私たち。どんな美人な女性が出てくるのかと…先程とは違う意味でドキドキと心臓がうるさく騒ぎ立てる
…なんて自己紹介すればいい?遊佐くんの友達の蓮水です!友達の蓮水仁菜です!みたいな?
「いらっしゃいませ…って、なんだ遊佐くんじゃん。」
出迎えてくれたのは…小柄な可愛らしい女の子
───この子が、蓮水さん?
っにしては、可愛すぎるというか…いや、だって遊佐くん前に"俺の好きな蓮水さんはカッコイイ系"って言ってたし、ちょっとタイプが違う気が、
「あぁ、ユウ…久しぶり。ヒカリくんは元気?」
ユウ…っと呼ばれた女の子は顔をゆがめて何だか嫌そうな顔をする
「姉ちゃんの話、しないで。」
──…姉ちゃん?
ん?遊佐くんが聞いたのって"ヒカリくん"という人が元気かどうかって話じゃなかった?!なぜお姉ちゃんの話?ヒカリくんって男の人じゃないの?!!
「あー…でも姉ちゃんの彼氏、来てるよ」
「え、マジ?!!」
驚いた様子の遊佐くんがキョロキョロと周囲を見渡している。……知り合いなのかな?



