「じゃ、行こうか」
ポン…って、いつも屋上でしてくれているみたいに私の頭をポンポンとしてくれる遊佐くん
今日も彼は私を殺しにかかってくる。
先を歩く遊佐くんの後ろに続いて一緒に教室を出る。いつも歩いている廊下なのに…隣に遊佐くんが居るだけでまるで別の場所のように思えてくるから不思議。
「和菓子…苦手だって言ってたけど…抹茶ラテは飲める?」
───抹茶ラテ?!!
『…だいすきっ!!抹茶ラテは大好き!』
コンビニなどで抹茶のお菓子が出る度に購入するほど、私は大の抹茶好き。いや、この前のあんパンの一件で和菓子が苦手だと覚えてくれていたことにまず感動をおぼえるのですが、、
「大好きか─…なら良かった。抹茶ラテが美味しいカフェ、行こうと思って」
カフェデートですかっ?!本当に?!
放課後、大好きな遊佐くんとカフェデート…しかも大好きな抹茶ラテを飲めるなんて、、私の前世を生きていた方の行いがきっと良かったんだろうなぁ、、
あぁ…幸せすぎるっ!!!こんな幸せでいいのかなっ?!!



