ドキドキ羞恥のランチタイムも終わり、遊佐くんと別れて一人教室に向かっていると─…
「……蓮水さんっ、」
教室の前で立っていた遊佐くんの彼女、絵莉さんに遭遇してしまった。いや、遭遇したと言うより待ち伏せをされていたというのが正しいのかもしれない。
『絵莉さん、どうしたの…』
「今日の放課後、少し話せないかな?遊佐くんのことで…一度蓮水さんと話したいって思ってて」
……困ったな。先程遊佐くんと放課後デートの約束を交わしたばかりだ。
『ごめんなさい、今日は予定があって無理そうです。明日…塾までの時間なら空いてるからその時でもいいならっ、』
「じゃあ明日の放課後っ、お願いします!」
深く頭を下げてから…絵莉さんは走って去ってしまった。遊佐くんのことで話がある…なんて前回の元カノ、須藤さんとの出来事が頭を過ぎるのですが─…
絵莉さんはあんな攻撃型タイプではないよね?



